先日、学会から専門医更新に関するお知らせのメールが届きました。
それで今日、学会のホームページにアクセスしてみたのですが、今は便利なことに、更新のための単位が足りているかどうか、自動計算ができるんですね。
前回の更新の時はチマチマと手計算したのですが、今回はとても楽です。
機構専門医には点数が足りないとの結果だったのですが、査読の点数を足すことでどうも満たされたようです。
ほっとしました。
先日、学会から専門医更新に関するお知らせのメールが届きました。
それで今日、学会のホームページにアクセスしてみたのですが、今は便利なことに、更新のための単位が足りているかどうか、自動計算ができるんですね。
前回の更新の時はチマチマと手計算したのですが、今回はとても楽です。
機構専門医には点数が足りないとの結果だったのですが、査読の点数を足すことでどうも満たされたようです。
ほっとしました。
昨日が2023年最後のフロマネ業務でした。
各先生方のご協力をいただき、いつものように深夜に業務を終え、タクシーで帰宅しました。
オンコールでは呼び出されることなく、平和な夜、と言うか早朝でした。
昨年に引き続き、年末年始期間はオンコールは当たっていません。
高齢者への配慮の行き届いた職場で、感謝の気持ちでいっぱいです。
自動的にラングリクルートメントができるそうです。
いつでも設定通りの圧でリクルートメント手技を行うことができるわけなので、人工呼吸の研究をしていく上ではとても便利なように思いました。
換気回数にくらべて心拍数が相対的に低い時は、PPV による 輸液反応性の精度が低下 することが知られています。
これは心拍数が低ければ低いほど、呼吸サイクル中の脈圧の最大値と最小値付近に心拍がない、すなわち脈圧の最大値と最小値を検知できない可能性があるためと考えられているためで、一般加法モデル (generalized additive model) を用いてこれを克服しようとした論文 (Enevoldsen J, et al. J Clin Monit Comput [Online ahead of print] (PMID: 37968547)) を読みましたので、紹介します。
一般加法モデルの説明についてはこの論文の figure 2 に載っているのですが、縦軸を脈圧、横軸を呼吸サイクル中の時間経過とし、いつ心拍があったかによって脈圧をグラフ上に配置します。
これを多数の心拍について行うことにより、あたかも一つの呼吸サイクル中に多数の心拍があり、脈圧の滑らかな曲線を描くことができる、すなわち脈圧の最大値と最小値を導くことができるというものです。
残念ながら結果はネガティブで、一般加法モデルの利点を生かすことはできなかったのですが、同様の研究に応用が可能な考え方なのではないかと思いました。
赤血球輸血を減らすための管理プログラムに関する論文 (Czarnecka J, et al. J Cardiothorac Vasc Anesth [Online ahead of print] (PMID: 37953174)) を読みました。
心臓手術を受ける患者を対象に、管理プログラムの実施前後で比較したところ、実際に赤血球輸血の頻度が低下し、輸血された患者では単位数が減少したということです。
この研究の特筆すべきところは、術前の時点からから十分な準備が行われていたことだろうと思います。
術前の貧血の有無、フェリチンレベルなどを測定し、鉄欠乏の有無によって実際に鉄分やエリスロポエチン、ビタミン類などを投与したということです。
輸血の頻度が減ることでアウトカムが改善したかどうかが気になるところですが、この研究では機械換気を必要とした割合のみが減少していました。
急性腎障害の頻度については明らかにされていませんが、腎代替療法の必要性については差がなかったということです。
今日の土曜日勉強会では、神戸学院大学・松原貴子先生をお招きして、「ペインリハビリテーションのひとコマ」というタイトルでお話しいただきました。
集中治療後疼痛症候群 PICS という言葉を初めて学びました。
ADL や社会活動などで顕著な制限が加わるそうで、1年後にも苦しむことになるということでした。
また、VR がリハビリテーション領域での治療で活躍しているとのことで、意外な感じがしましたがとても勉強になりました。
VR を活用することで「飽きさせない」ということがポイントのようです。
私はずっと緑色のものを継続して使っていたのですが、今日は1号館の更衣室に新しいものしかなかったので、これを着てみることにしました。
新しい方が確かにカッコいいように思います。
ですが、新しいのは素材がツルツルしているので、夜中まで仕事してソファーで寝るには、あんまり寝心地がよくなさそうです。
肺切除術を受ける患者における片肺換気中の低1回換気量、PEEP、肺胞リクルートメント手技が術後肺合併症に与える影響に関する論文 (Piccioni F, et al. J Cardiothorac Vasc Anesth 2023; 37: 2561-71) を読みました。
この論文の最大の特徴は、採用された低1回換気量が本当に低い (4 ml/kg) だという点です。
対照群の1回換気量が 6 ml/kg なのですが、そこまで低くしなければいけないのか、という感じです。
6 ml/kg でも高いっていうことなのでしょうか。
結果としては、主要評価項目をはじめとして、副次的評価項目にも差がなく、とりあえずは 1回換気量は 6 ml/kg でも OK ということになるようです。
外勤先で食道手術の麻酔を担当したのですが、その際、手術台のデモが行われました。
腹臥位低侵襲食道手術では、腹臥位での体位とりの際に通常は胸枕や腹枕を入れるのですが、今回のデモの手術台ではその必要がなく、ベッドを自動的に形作ることができるということでした。
手術ごとにベッドを入れ替えるなんて、すごく贅沢ですね。
胸枕や腹枕を入れる際に、「どっこいしょ」とやらなくていい分だけ、楽かなと思いました。
感染対策についてはこれまで通りですが、12月になり、大学病院で今まで行ってきた新型コロナ感染症に関するさまざまな取り決めが緩められてきています。
このままコロナが終息してくれればいいのですが・・・。
最近、中国で新たな感染症が流行っているようですが、コロナと同様のことにならないように祈るばかりです。
第1週土曜日恒例の抄読会が8時半からあったのですが、開始時刻を勘違いしており参加することができませんでした。
その後行われた、泉工医科工業株式会社による麻酔器の説明にはオンラインで参加したので、その内容をメモ書き程度ですが残しておきます。
A9 麻酔システムは世界第3位のシェアを誇る麻酔器だそうです。
恥ずかしながら、自分は今まで使ったことがありませんでした。
たぶん最大の特徴は人工呼吸器で、ベローズのかわりに volume exchange という方式を使っていることだと思います。
リークが発生しても、換気が継続されるそうです。
その他、APRV などの換気モードが使えること、 自動調節麻酔 ACA、ネーザルハイフロー、経肺圧モニタリング、サンプリングロスリターンなどが特徴みたいです。
性能が高いので、値段も高そうですね。
いくらなのか、訊けばよかったです・・・。
今日から「東京科学大学」の看板がかかっているのかな・・・と思ったのですが、今朝の時点ではまだ「医科歯科」のままでした。 看板を変えるのも、お金がかなりかかるんでしょうね。