2024年8月16日金曜日

【土曜日勉強会】カンボジア出張報告

 土曜日恒例の勉強会は、K 先生によるカンボジアの S 病院への出張報告でした。

 レミフェンタニルがない、スガマデクスはあるが十分ではない、笑気がない、余剰ガス排出システムがない、筋弛緩モニターがない、ブロック針がないというわけで、おおよそのイメージとしては日本での 90 年代ぐらいのイメージのようです。
 でもなぜか、麻酔中の人工呼吸に関しては最先端に近いようです。

 医療に限らず教育が難しいようで、日本の医局に所属していさえすれば自然に身につくことが、現地では簡単ではないということでした。
 今後は交流が盛んになっていくような機運があり、ますます楽しみです。
 

日本麻酔科学会第72回学術集会第2日

 昨日とは違い、今日は発表のプレッシャーがなく、のんびりと学会を楽しむことができました。  早朝は麻酔薬の作用機序に関するリフレッシャーコース、その後は敗血症に関するシンポジウムに参加しました。  午後は働き方改革に関する講演を聞きました。  現場の麻酔科医ではなく、管理者(院長...