土曜日恒例の勉強会は、K 先生によるカンボジアの S 病院への出張報告でした。
レミフェンタニルがない、スガマデクスはあるが十分ではない、笑気がない、余剰ガス排出システムがない、筋弛緩モニターがない、ブロック針がないというわけで、おおよそのイメージとしては日本での 90 年代ぐらいのイメージのようです。
でもなぜか、麻酔中の人工呼吸に関しては最先端に近いようです。
医療に限らず教育が難しいようで、日本の医局に所属していさえすれば自然に身につくことが、現地では簡単ではないということでした。
今後は交流が盛んになっていくような機運があり、ますます楽しみです。