今日の勉強会では、ドレーゲル社の方に Zoom で麻酔器の構造について解説をしていただきました。
恥ずかしながら、電気で制御される APL バルブというのがあるというのを初めて知りました。
停電の際には作動しなくなることから、そういう麻酔器には緊急用 APL バルブが備わっているのだそうです。
今までそういう麻酔器を使ったことがないのですが、使用中に瞬間停電なんかがあったら困るかもしれません。
麻酔バッグがパンパンになるか、逆にしぼみっぱなしになるか、もしくは一定の圧レベルで固定されるかすることになるんでしょうね。
もっと詳しく教えてもらえばよかったです。
質問のタイミングを失いました。
ドレーゲルの方は、ドレーゲルは「ベローズ式を卒業した」という表現をしていました。
他社よりも一歩先を行っているという感じがとてもよかったです。
ピストン、もしくはタービン式の人工呼吸器では、O2 フラッシュボタンを押しても気道内圧が上がらないという点は、なるほどなと思いました。
勉強会係の Y 先生の「なぜ世の中にはいまだにベローズ式が多いのか」という質問は、ドレーゲルの方からすればつまらない疑問だったのかもしれませんが、問題の本質をついている感じがあり、自分の中ではさすがだと妙に感心させられました。