昨日、神戸入りし、いつもの中華屋でいつもの夕飯を食べ、いつものホテルに泊まった。
いつもと違ったのは、中華屋の店員が隣の客と注文を取り違えたことぐらいか。
今朝はいつものバイキングで朝食を済ませ、学会場に向かった。
午前中はポスター・ディスカッションの座長を務めた。
下気道のセッションということになっていたのだが、実際にはそうでない内容も含まれていたりして、発表者はたいへんだっただろうと思う。
ベテランの発表者が多かったということもあり、時間通りにセッションが進み、質疑応答もそれなりに盛り上がって助かった。
帝京大学・張先生、コメンテーターをありがとうございました。
ランチョンセミナーは医師の働き方改革、タスクシェア・シフトに関するものだった。
発表者の施設では術前外来のほかに周術期外来があるらしいのだが、周術期外来では麻酔科医ではなく看護師が患者の評価を行い、他科へのコンサルトを依頼したりするらしい。
そこまでやらないと、働き方改革に対応できないものなのだろうか。
タスクシフト・シェアのあり方が、働き方改革の本来の趣旨からかなりズレてきているような気がしてならない。
JA シンポジウムはモニタリングに関するものだった。
ガイドラインを含め、知識をブラッシュアップできてよかった。
ふだんはあたりまえのようにモニターを使っているが、確かに昔にくらべるとモニター画面はかなり複雑になったと、改めて感じた。
自分は不自由していないが、研修医への指導は本当にたいへんだ。
PPV/SVV の説明だけで、簡単に1時間がかかる。