2022年7月30日土曜日

Fluid tolerance

 Kattan らの “The emerging concept of fluid tolerance: A position paper” (J Crit Care 2022; 71: 154070) という論文を読んだ。

 Fluid responsiveness が心臓から前向きに駆出される血流に注目しているのに対し、fluid tolerance はむしろ後ろ向き、つまり静脈のうっ滞に関係する概念であり、臓器障害に直接関係するアイデアなのだそうだ。

 輸液反応性がある患者においてさえ、状況によっては輸液投与が有害であることから、fluid tolerance の概念は輸液負荷による利点とリスクのバランスを取る新しい枠組みを提供する可能性があると述べられていた。


【文献】肺腎間クロストーク

 5年ぐらい前のものなので決して新しいとは言えないのですが、肺腎間クロストークに関する論文 (Joannidis  M, et al. Intensive Care Med 2020; 46: 654-72) を読みました。  これは Acute Disease Quality ...