(2021年6月20日以前の記事は、私のホームページ内「短い日記」から転載したものです。)
心臓血管外科のある執刀医が学生に、「曲芸を極めるのなら、心外しかない」と言って勧誘していた。
自分が入局したころの麻酔科は挿管にしても神経ブロックにしても、曲芸とは言わないまでも「技」という感覚があったが、ビデオ喉頭鏡やエコーの発達や普及によって、だんだんそういう感じがなくなってきているような気がする。
先日、 片肺換気における保護的換気に関する総説 を読んだことについて書きました。 高二酸化炭素症の容認については手術患者よりも ARDS 患者の方が本場のようで、今日は ARDS 患者における高二酸化炭素症が転帰に与える影響に関する論文 (Rasheed S, et al....