2024年6月15日土曜日

【土曜日勉強会】肝移植と循環モニタリング

 恒例の土曜日勉強会は、慶應大学の山田教授をお招きしての講演会で、「肝移植と循環モニタリング」 についてお話しいただきました。

 血がなくなっただけでは肝臓は変化せず、むしろ再灌流によって変化が起こること、虚血耐性の獲得とプレコンディショニング、AST/ALT は高くてもその後の経過には関係なく、それは単に壊れた肝臓の残骸を見ているだけ、体循環を整えるのが重要であることなど、たいへん勉強になりました。

 パルスオキシメータと心電図から心拍出量をモニタリングするというのは、私には初耳でした。
 心電図上のR波の頂点からパルスオキシメータ上の脈波の立ち上がりの時間を脈波伝播時間 (pulse wave transit time (PWTT)) とすると、PWTT は一回拍出量に逆相関するのだそうです。

 低侵襲で心拍出量をモニタリングできるといいですね。
 とても役に立つ、わかりやすい講演をありがとうございました。

日本麻酔科学会 第73回学術総会 第2日

 朝、学会場で知らない人に突然話しかけられ、昨日、私が座長を務めていたセッションがよかった、などとお褒めの言葉をいただきました。  特に座長とコメンテーターの二人体制がよかったとのことです。  こんな感じで褒められたのは初めてのことだったので、戸惑いました。  もっとも、二人体制...