2022年8月12日金曜日

高二酸化炭素症の受容

 高二酸化炭素症に関するエディトリアル (Nassar B.  Should we be permissive with hypercapnia?  Ann Am Thorac Soc 2022; 19: 165-166) を読んだ。 

 集中治療室での重症患者における保護的換気戦略に伴う高二酸化炭素症に関するもので、高二酸化炭素症がアウトカムにもたらすさまざまな影響、つまり positive な面と negative な面の両方について、基礎研究から臨床研究にいたるまでさまざまな知見を題材に述べられていた。

 現在は、重症患者における高二酸化炭素症に対してどのようにアプローチするかのガイドラインがないとのことである。

 重症患者において高二酸化炭素症が死亡率(のような究極のアウトカム)にもたらす影響についてさえも結果が大きく分かれており、保護的換気戦略に伴う高二酸化炭素症に対してどのように臨むかは今もなお簡単ではないようである。

【文献】生物学的年齢と術後 AKI

 実年齢ではなく、生物学的な年齢 (biological aging) が術後 AKI の発生に関連するという論文 (Yin X, Int J Surg [Online ahead of print] (PMID: 41255285)) を読みました。   生物学的年齢というのは...