2021年12月3日金曜日

てんかん手術勉強会

 土曜日恒例の勉強会は、てんかん手術に関するものだった。

 最新治療としての SEEG のためのロボット手術は、ダヴィンチのような巨大なものではなく、かなり小ぶりなロボットを使うようだ。

 そしてその後に、H教授による感染対策関係のレクチャーがあった。

 「手術室は最も清潔でありながら、不潔が混在しているところ」、「医療従事者は清らかな国から来た天使ではない」など、金言が盛りだくさんのあっという間の1時間だった。

(2021/12/20 訂正:H 教授の発言の中で『天使』という部分は、正しくは『妖精』でした。この場を借りて H 教授にお詫びするとともに、誤りを指摘して下さった同僚に感謝します。人の言葉を正確に引用するのがブロガーの使命であるにもかかわらず、全くお恥ずかしい限りです。)

【文献】術後の乏尿が持つ意味

 手術患者で乏尿はしばしば見られますが、それが術後のアウトカムに対してどのような意味を持つのかについては十分にはわかっていません。  さまざまな研究者がさまざまな研究を行っていますが、必ずしも結果は一致していないように見受けられます。  先日読んだ論文 (de Moura Ped...