2026年1月3日土曜日

【箱根駅伝】順天堂大学、3位でした

 昨年は体調不良で自宅療養していたので、2年ぶりの箱根駅伝の応援となりました。

 順天堂大学は後半追い上げ、総合3位でした。
 おめでとうございます。
 (前半6位で、総合5位が目標ということだったので、「おめでとう」でいいのだと思います。)

 私は友人と、ガード下で観戦していました。
 青学は圧倒的でしたが、順天堂、中央、早稲田の順位が目まぐるしく変わっていて、目が離せない展開でした。
 

2025年12月21日日曜日

【文献】生物学的年齢と術後 AKI

 実年齢ではなく、生物学的な年齢 (biological aging) が術後 AKI の発生に関連するという論文 (Yin X, Int J Surg [Online ahead of print] (PMID: 41255285)) を読みました。 

 生物学的年齢というのは実年齢や血液および生化学検査で得られる9つの指標から計算されるもので、この検査にはアルブミン、クレアチニン、グルコース、CRP などが含まれています。

 アルブミンやクレアチニン、炎症反応などは術後 AKI のリスク因子であり、生物学的年齢がたまたま AKI のリスク因子を含んでいただけで、それらを都合よく活用しただけ、という批判は起こりうるのかな、と思いました。

 その一方で、ひょっとしたらプレハビリテーションなどでこういった数値が改善するとともに「若返り」が得られるのだとしたら、リスク算出の面で有用な指標かもしれないとも感じました。

 生物学的年齢は目新しい指標なので、AKI の回復や CKD への進展の予測など、さまざまな研究に応用可能かもしれません。

2025年12月14日日曜日

【文献】AKI 2025年 まとめ

 AKI に関する総説 "Perioperative acute kidney injury: What's new in 2025?" (Elmadhoun O, et al.  J Cardiothorac Vasc Anesth [Online ahead of print] (PMID: 41207837)) を読みました。
 今年も終わりに近づき、まさに年末を感じさせる総説です。

 AKI の新しい分類 (subphenotype) に関する内容が、私にとっては目新しかったです。
 古典的な急性腎不全の分類といえば腎前性、腎性、腎後性ですが、ここでは病態別に Hypoperfusive, Inflammatory, Nephrotoxic, Obstructive に分類されていました。

 おそらく麻酔管理と最も関連があるのが Hypoperfusive と、薬物投与に関連した Nephrotoxic だろうと思われます。
 Inflammatory に関しては、人工心肺や大動脈クランプとの関連が示されていました。

 そして Phenotype-guided intervention というものが、将来的なケアの方向性として示されていました。 
 Phenotype を見極めて介入を行うという意味だろうと思われますが、単に血圧が低いというだけでなく SVV や dp/dt、Eadyn などを考慮した上で介入を行うという、現代の循環管理に近いものがこのアイデアには含まれているのかもしれません。

2025年12月5日金曜日

日本臨床麻酔学会第45回大会 第3日

 最終日の今日は、AI を研究活動にどのように活かすかについて学ぶため、ハンズオンセミナーに参加しました。
 座った場所が悪かったのか、自分の PC が弱いせいなのか分かりませんが、最初の時点で PC が wifi につながらず、大幅に出遅れました。

 その後、かろうじて断続的につながるありさまで、ネット弱者であることを自覚せずにはいられませんでした。
 こういう催しに出席するには、テザリングできるように準備しておいた方がいいことを学びました。

 肝心の内容は全般的に私には難しく、AI 弱者であることを自覚させられました。
 ChatGPT はもちろんのこと、Notebook LM や Gemini といったようなものは普通に使えるようにしておく必要がありそうです。

 全般的な感触としては、初めて JB-POT のセミナーに出席した時と似ていました。
 一回では無理です。繰り返しの学びが必要そうです。



日本臨床麻酔学会第45回大会 第2日

 朝から周術期急性腎障害のシンポジウムに出席しました。
 基礎の立場から、尿中酸素分圧連続モニタリング、非心臓手術後の AKI、心臓手術後の AKI と、座長がおっしゃる通り、確かにバランスの取れたシンポジストの布陣だったように思います。 

 私が最も興味を持ったのは、尿中酸素分圧連続モニタリングです。
 肺や心臓とは異なり、腎臓では優れたリアルタイム連続モニタリングがありません。
 エコーの弱点についてもわかりやすく説明してもらえ、とても勉強になりました。

 あとは人工呼吸に関する講演にも、2つほど参加しました。
 どちらも演者が VCV の利点を強調していたのが印象的でした。

 VCV の圧波形から換気メカニクスに関する説明をしたら、確かに研修医は興味を持ちそうです。
 こちらもとても勉強になりました。

2025年12月4日木曜日

日本臨床麻酔学会第45回大会 第1日

 日本臨床麻酔学会第45回大会が、ポートメッセなごやで始まりました。
 とても広々とした会場ですが、それぞれの部屋がコンパクトにまとまっており、部屋と部屋との間の移動がとても便利な印象です。

 夕方は自分の発表があったのですが、久々の口演ということもあり、妙に緊張してしまいました。
 本当に今さらな感じがあるのですが、PC のデータの受付の方にパワポの発表者モードについて教えてもらいました。

 話す内容を暗記しないでいいなんて、本当に便利ですね。
 今さらですが・・・。
 ノートに原稿を打ち込んでデータを預けなおし、初めて発表者モードを使ってみました。

 ランチョンセミナーでは、手術側に誘導する硬膜外カテーテル留置に関する発表がとてもよかったです。
 素朴な疑問を臨床研究として大切に育てていく様子が手に取るように伝わってきて、感動的でさえありました。
  

2025年10月16日木曜日

【文献】ロボット vs. 腹腔鏡

 腹部手術を受けた患者を対象に、 ロボット支援下手術と従来の腹腔鏡手術の間で術後肺合併症の頻度などを比較した論文 (Serafini SC, et al.  JAMA Surg [Online ahead of print] (PMID: 40960804)) を読みました。

 私にとっては意外な結果でしたが、従来の腹腔鏡手術にくらべ、ロボット支援下手術の方が術後肺合併症の頻度が有意に高いということでした。

 ロボット手術の方が手術中の人工呼吸時間が長く、4DP+RR に反映される機械換気の強度が強いということでしたが、術後肺合併症と独立した関連あったのは人工呼吸時間であり、手術のタイプ(ロボット vs. 腹腔鏡)とは関連がないということでした。

 時間がかかるのがロボット手術の弱点ということになるのかもしれませんし、ひょっとしたらロボットの進化や術者の慣れによって克服できる問題なのかもしれません。

【箱根駅伝】順天堂大学、3位でした

 昨年は体調不良で自宅療養していたので、2年ぶりの箱根駅伝の応援となりました。  順天堂大学は後半追い上げ、総合3位でした。  おめでとうございます。  (前半6位で、総合5位が目標ということだったので、「おめでとう」でいいのだと思います。)  私は友人と、ガード下で観戦していま...