今日の土曜日勉強会は井関教授による講義で、医局会の後に行われました。
麻酔科医が痛み治療に携わるメリットに始まり、術後痛ガイドラインの解説、当院での治療の様子のビデオへと続きました。
同じ診療科に勤務しているとはいえ、別々の部門にいると知らないことが多く、とても勉強になりました。
自分としては、急性痛から慢性痛への移行のメカニズムなど、病態生理に関する情報がとても興味深かったです。
今日の土曜日勉強会は井関教授による講義で、医局会の後に行われました。
麻酔科医が痛み治療に携わるメリットに始まり、術後痛ガイドラインの解説、当院での治療の様子のビデオへと続きました。
同じ診療科に勤務しているとはいえ、別々の部門にいると知らないことが多く、とても勉強になりました。
自分としては、急性痛から慢性痛への移行のメカニズムなど、病態生理に関する情報がとても興味深かったです。
今日は第一土曜日なので、勉強会では文献の紹介が行われました。
S先生
Association Between Arterial Hyperoxia and Mortality in Pediatric and Adult Patients Undergoing Extracorporeal Membrane Oxygenation: A Systematic Review and Meta-Analysis.
Anesth Analg June 2025 • Volume 140 • Number 6
・ECMO 中の患者における高すぎる酸素化は転帰の悪化と関連するといった内容でした。
・機序については明らかにされていませんが、酸化ストレスなど多様なものが想定されているようです。
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F先生
Inhalation of hydrogen gas mitigates sevoflurane- induced neuronal apoptosis in the neonatal cortex and is associated with changes in protein phosphorylation.
J Neurochem 2024; 168: 2775–90.
・セボフルランはアポトーシスをもたらすようですが、水素を同時に吸入させることで神経保護作用が得られるということです。
・水素濃度は高すぎても良くないということでした。
・水素は皮膚からも吸収されるようですが、気道からの取り込みがメインのようです。
腹部手術を受けた患者を対象に、 ロボット支援下手術と従来の腹腔鏡手術の間で術後肺合併症の頻度などを比較した論文 (Serafini SC, et al. JAMA Surg [Online ahead of print] (PMID: 40960804)) を読みました。 ...