2025年3月7日金曜日

【文献】呼気時の気道閉塞

 全身麻酔からの覚醒時に excessive dynamic airway collapse (EDAC) が生じ、高度低酸素症に陥った症例報告 (Lyu J, et al. J Int Med Res 2025; 53: 3000605241307865) を読みました。

 EDAC では気管後壁(膜様部)が前方(気管の内側)へ突出しますが、気管軟骨の脆弱性が関与しない点で気管軟化症とは異なるようです。

 この症例では術前に何ら呼吸症状はなく、CT でも異常は見られなかったということです。

 声門上器具での麻酔管理中に気道内圧が上昇したら、通常は喉頭痙攣が疑われるわけですが、こういうレアなケースがありうるわけで、やはり困ったら気管支鏡検査というのがひとつの原則なのかなと考えさせられました。 

日本麻酔科学会 第73回学術総会 第2日

 朝、学会場で知らない人に突然話しかけられ、昨日、私が座長を務めていたセッションがよかった、などとお褒めの言葉をいただきました。  特に座長とコメンテーターの二人体制がよかったとのことです。  こんな感じで褒められたのは初めてのことだったので、戸惑いました。  もっとも、二人体制...